carol

わたしたちのまいにち。

no title

6月10日
昔は毎年、夏になると約2週間
お寺に泊まりに行った。
お盆の準備やら迎え火、送り火があるから
毎年早目に帰省してた。
屋根がある空間は本堂と庫裏のみ。
庫裏は、ぼっとん便所にボイラーのお風呂。
部屋は一部屋と
キッチン兼リビングみたいな間取り。
就寝時は机をどかして、
一部屋に布団を三枚敷いて寝てた。
電球を一つだけにして部屋では寝る。
いつもそれが怖くて、
キッチンの小さな電気をつけていて、
襖のような部屋の扉をいつも少し開けてそこから溢れ出る光をぼうっと眺めながら
眠りについたりしてた。
同じ空間に3人でいなきゃならないことが
幼い頃から苦痛でいつも睡眠不足だったな。
大知が具合悪いから、部屋の電気を一番小さくして
キッチンの電気をつけたら、
夏に過ごしたお寺でのことと被って感じる。
ちょっと懐かしいような、
さみしいような、怖いような
ノスタルジックな感じ。
もうママはいない。
親はなぜ早く死ぬのかを考えてみたけれど、
きっと子を巣立たせるためなのかもしれないなぁ。
傍にいたら親も子も、
一人立ち出来ないと思われる親子は、
そうやって引き離すように出来てるのかもね。
ママがいたら、きっとまりかは、
何もしなかっただろうなww
せんせも大知も早く治りますよーにっ!